超レアな風景が松山に! 鉄道ファン必読の「電車の通過を踏切で待つ路面電車の眺め方」完全攻略マニュアル!

編集長
んふふー♪

菊池
あれ?編集長ご機嫌ですね?

編集長
お、わかりますか。
菊池さん、KITONARUのトップ見ましたよね?

菊池
見ました!
なんかすごくパワーアップしていますね!

編集長
そうなんですよ。
KITONARUも見てくれる人がどんどん増えているので、これまで以上に見やすくなっているんです!

菊池
すげー!
ところで、こんな会話を表示する機能なんてありました?

編集長
これも新機能ですよ!
それで、ライターさんがいろいろ増えた機能をちゃんと使えるか、菊池さんちょっと人柱……じゃなかった、先行して使ってみてください。

菊池
なんか、不穏な言葉も聞こえましたがいいでしょう!
新機能、見事に使いこなして見せましょうぞ!!

 

というわけで!
菊池は新機能をいろいろ試すため、多少強引な展開にも目をつぶり、2週にわたって新機能をガンガン盛り込んだ記事を書くのであった!(これも新機能)

というわけで、こんにちは。
先週は鉄道関連の記事を書くとか冒頭で記載しておきながら結局グルメ話になってしまい申し訳ありませんでした。

今週はちゃんと鉄道関連の記事を書くぞーーー!
そんなわけで今週も水曜日は菊池の記事にお付き合いください。

さて、今回のタイトルは

「電車の通過を踏切で待つ路面電車の眺め方」完全攻略マニュアル!

です。

カンのいい方はもうどこのことかわかると思います。

松山市のJR松山駅から松山城方面に歩くこと約5分。
伊予鉄道高浜線(以降、この記事では便宜上「電車」と呼称します)の大手町駅と伊予鉄道市内電車(以降、この記事では便宜上「路電」と呼称します)の大手町駅前停留所のあたりです。

こちらです。

愛媛県の方にはなじみのある、電車と路電が十字で交わるところですね。

菊池の鉄道ワンポイント
線路同士が十字に交わることを「ダイヤモンドクロス」と呼ぶよ。

実は、電車と路電が十字で交わるのは、日本で唯一の場所なのです!!

ちなみに線路同士が十字に交わるところはほかに、高知県のはりまや橋のあたりと愛知県の名古屋港のあたりにあるのですが、前者は路面電車同士、後者は旅客線と貨物線の交差です。

かつては日本中に同じような光景を見られる場所はあったのですが、やはり安全面の問題などから次々と廃止され、立体交差になったりしています。

路面電車は車と同じように信号に従って進んだり、最高速度がそこまで高くなかったり、加速減速がスムーズといった面があるためでしょうか。

とにかく、今では貴重な光景となっているのです。

今回は、このダイヤモンドクロスをじっくり眺めたいと思います。

眺めてどうなるのですか?
心が満たされます。

では早速ですが、最初にこの地図をご覧ください。

左右に走っているのが路電です。
2本の線がありますが、上は西堀端停留所方面(右に向かって進む)行きの線路、下はJR松山駅前停留所方面(左に向かって進む)行きの線路です。

中央を上下に走っている電車の線路のそれぞれ手前側に停留所があります。

その中央の電車はどちらの方面行きでも下側に大手町駅があります。

では位置関係がわかったところで、どこから眺めるかを説明していきたいと思います。

道路と線路を挟んでどの位置から眺めるかは非常に重要な要素です。

先ほどの地図に丸で囲った数字が入っているのはおわかりでしょうか。

この数字は、どの位置から眺めるかを記したものです。

ポジションとしてあまりオススメできないのは①と④です。
なぜかというと、踏切待ちをしている自動車がだだ被ってしまうからです。

電車の踏切待ちをしている路電を見るのに、例えば大型トラックや観光バスが止まってしまうとよく見えません。
もちろん、見たいのは自分なので、自動車に移動を求めるのは筋近いですから、よりベストなポジションを探すことになります。

となると、②か③になるわけですが、時間次第でもあるのですが③よりも②の方が個人的にはオススメです。

これにも理由があって、電車はこの踏切を安全のため徐行して通過します。
出発した電車は一定速度まで加速したあと、そのまま徐行して踏切を通過するのですが、到着する電車は徐行して踏切に進入したあと、駅への停車のためにさらに減速します。

したがって、通過時間が若干長いのです。

また、もう一つのポイントとしては、到着列車でベストショットが眺められなかったとしても、出発列車でもチャンスがあるという点です。

この大手町駅では、この踏切をなるべく長く封鎖しないようにするため、どちらの方面の電車も同時刻に出発するようになっています。
つまり、踏切が1回とじるとどちらの方面の電車も通過するというわけです。

同じ時間に出発するということは、到着してから出発するわけですから、まず到着電車とそれを待つ路電のショットを押さえて、その後、出発する電車と到着する電車のショットが眺められるわけです。
特に出発する電車は初速が遅い上、その瞬間も確認できるため、心の準備もしっかりする時間があるでしょう。

菊池の鉄道ワンポイント
同時刻の発車になるのは午前9時17分から!
以降、毎時2分、17分、32分、47分が電車の出発時刻だ!

そういった意味で②から眺めることをオススメしたいが、もちろん自分のベストポジションを探してくれた方がいいでしょう。
ただし、交通ルールの遵守や通行人への配慮は絶対に忘れてはいけません。

では続いて、路電の方をチェックしてみます。

松山市内を走る路面電車には乗ったことがある人も多いと思います。
「待っていればなんとなく来る」という感覚はあるともいますし、実際遠からずそうなのですが、ちゃんと出発時刻は決まっています。

ちなみにものすごくどうでもいい豆知識ですが、市内の路面電車は1号線~5号線で案内をされていますが、これは運転系統のことであって、5つの路線で構成されています。

菊池の鉄道ワンポイント
実は、路電は以下の5路線に分かれているんだよ!
城南線:西堀端~大街道~道後温泉
城北線:上一万~鉄砲町~古町
本町線:本町一丁目~本町六丁目
大手町線:古町~JR松山駅前~西堀端
花園線:南堀端~松山市駅

友達を案内する際に披露すると、感心されるかドン引きされるかのどちらかなのでTPOをわきまえて活用してください。

時刻通りであれば、JR松山駅前方面の路電は毎時2分から10分おきに来ますので、毎時2分と32分が狙い目とはいえます。
ただ、先ほども書きましたが、路電は道路状況や信号状況などによって数分のずれはよくあることですので、あまり当てにしない方がいいと思います。

結局は路電のタイミングを合わせるのは難しいので、なんども回数をこなしていけば、いつかは「電車の踏切待ちをする路電」を眺めることができます!

タイミングさえ合えば、こんな感じの写真や動画を撮ることができますよ!

 

○伊予鉄道高浜線 大手町駅
住所:松山市大手町1-7-4
電話番号:089-948-3323(伊予鉄道 鉄道部)
営業時間:7:00~20:30(駅として)

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