こんにちは。
（たぶん）約1年ぶりの登場、鉄道旅行ライターのトラベラー菊池です。
さて、今年もこの時期がやってきました。
3月第2土曜日のJRダイヤ改正です。
つまり、KITONARUの菊池の日にときおりある、「生きていく上であんまり役にも立たないけど、菊池が書きたいので書く記事」です。
昨年に引き続き、コロナ禍の影響を大きく受けたダイヤ改正となっています。
しかし、いい話もちゃんとありますよ。
左がこの前買ってきた今年の時刻表、右が1年間読みまくった去年の時刻表です。
昨年までの記事もありますのでぜひご覧ください。
↓おととしの記事。
↓去年の記事。
この記事を読んで、他の人と鉄道ダイヤ改正情報ランクに差を付けましょう！
それでは時刻表を開いて読み解いてみます。
また、基本的に愛媛県内の鉄道区間（予讃線の川之江駅～松山駅～宇和島駅、予土線の北宇和島駅～真土駅）について記していますが、ダイヤ解説の都合、一部香川県、高知県の区間にも触れています。
予讃線下り（川之江駅→松山駅）
まずは特急列車です。
これまで休日は運休だった特急モーニングEXP松山が毎日運転されるようになった1本のみです。
日曜朝のお出かけにも利用できるようになりました。
一方、最終の特急列車しおかぜ29号は伊予西条駅行きに変更になり、今治駅や松山駅には行けなくなりました。岡山駅から松山駅まで行ける最終時間は20時39分になり、1時間21分繰り上がっています。
東京から松山まで鉄道を使う人はあまりいないと思いますが、これまでは東京駅18時30分の新幹線のぞみ101号に乗ればその日のうちに松山駅まで来られましたが、一気に早まって東京駅17時9分発の新幹線のぞみ53号に乗らないと松山駅には来られなくなりました。
普通列車は減便や時間調整が行われています。
高松駅13時52分発の伊予西条駅行きが観音寺駅行きになり、観音寺から伊予西条駅の運転がなくなりました。
お昼時間ですので影響はあまり多くはないと思いますが注意が必要です。
観音寺駅～伊予西条駅間で夕方以降に運転されている普通列車の時間が20分から30分程度後ろ倒しになっています。後ろ倒しなので乗り遅れることはないですがこちらも注意が必要です。
予讃線上り（松山駅→川之江駅）
こちらも特急列車から。
伊予西条駅発高松駅行きの特急モーニングEXP高松がモーニングEXP松山と同じく毎日運転になりました。
といってもこちらはモーニングEXPと名前が付いていますが始発の特急というわけでもないのであまり大きな影響はないのかもしれません。
上りも下りと同じく最終の特急列車の運転区間が短くなり、松山駅21時50分発のいしづち106号が新居浜駅行きになりました。高松駅まで行ける特急は1本早くなり、松山駅20時36分発のいしづち104号です。
予讃線・内子線（松山駅～伊予長浜駅・内子駅～宇和島駅）
松山駅から宇和島駅までの区間は上下まとめて解説します。
特急列車では、なんといっても人気の観光列車である伊予灘ものがたりが特急列車に昇格しました！
同時に車両もリニューアルして2両編成から3両編成になりました。
これはもうすぐにでも乗ってみたい！！
ちなみに特急列車になったので特急料金がかかるようになりました。
もともと観光列車にしては激安すぎる設定だったので適正価格ではないでしょうか。
また、通称海線と呼ばれる伊予市駅～伊予長浜駅～伊予大洲駅の区間は、内子線が開業してから特急列車が走っていませんでしたが、36年ぶりに特急列車の運転となります。
普通列車は細かい時間調整程度です。
松山駅13時2分発の伊予大洲駅行きが八幡浜駅行きに、伊予市駅13時35分発の八幡浜駅行きが伊予大洲駅行きになりました。もともとどちらに乗っても八幡浜駅で接続していて伊予大洲駅までいけましたので大きな影響はなさそうです。
また、宇和島駅15時27分発の松山駅行きが八幡浜駅行きに変更になりましたが、八幡浜駅から松山駅までのダイヤを引き付いた列車が新設されているのでこちらも影響はなさそうです。
予土線（北宇和島駅～真土駅）
予土線はほとんど現状のままです。
唯一変更になっているのは上下最終の江川崎駅発宇和島駅行きと宇和島駅発近永駅行きの運転時間が概ね20分程度繰り上げられています。
なお、宇和島駅行きの最終は北宇和島駅で八幡浜駅行きの最終に引き続き接続できます。
○もうすぐ高架工事するらしいよ、JR松山駅
住所：松山市南江戸一丁目
電話番号：089-943-5101
窓口営業時間：4：50～21：00
