こんにちは!
2018年7月伊方町に引っ越してきました長瀬です。
愛知県名古屋市の住宅街で生まれ育った私は、愛媛県伊方町に引っ越してくるまで、愛媛県に来た記憶がほとんどありません。
つまり、愛媛県から見たら、私は完全に外部の人間です。
外部の人間目線から、愛媛県と伊方町に来て、気づいたこと、感じたこと、驚いたことについてまとめてみました!
①伊予の早曲がり
愛媛県で、車を運転していると結構な確率で「危ないな。」っていう場面に遭遇できる。
きっと、それが「伊予の早曲がり」です。
伊予の早曲がりとは…
「右折車両が対向車直進車よりも先に右折を開始すること」であり、「立派な道路交通法違反」らしい。笑
つまり、右折するタイミングが悪いのだ(対向車との距離感が分かっていないのかな?)。
「名古屋走り」(運転が荒いことを意味する)で有名な名古屋で生まれ育った私が感じるので、ほとんどの人が「伊予の早曲がり」に気が付くと思われます。
皆様に事故がありませんように。安全運転を心がけてくださいね。
②コンビニの店員がイキイキ働いている
愛媛県伊方町に来るまでは、
「コンビニの店員って、お客さんが運んできた商品をレジ打ちして、商品を補充するのがメインの仕事であり、単純作業でしょ!?」と、
店員は時間が早く過ぎることだけを願いながら勤務をしているんだと思ってました。
ところがどっこい…
愛媛のコンビニ店員はコミュニケーション力がめちゃくちゃ高いし、
コンビニの商品をきちんと丁寧にオススメしてくるし、なんといっても挨拶に活気がある!
便利なコンビニに「人間味」を感じさせてくれる、本当に素晴らしい!
特に伊方町のローソンは、とんでもない接客スキル。
個人的に日本で一番素敵で気持ちいいコンビニだと思ってます。
コンビニなんて、ただふらっと入って出ていくだけの施設だったので、ギャップ萌え。
店員さん、いつもありがとうございます。
③みんなおいしい柑橘の見分け方を知っている
愛媛県が柑橘で有名なのは知っていましたが、美味しい見分け方をみんな知っているとは驚いた!!
美味しい柑橘の見分け方は2つ。
1.ヘタの切り口が小さいこと
2.柑橘を持ってみて身が詰まっていると感じること(これは熟練の感覚でしょ!笑)
ちなみに名古屋では、手羽先の食べ方を教科書で習うので、みんな食べ方を知ってます。
その土地ならではの知識があって面白いですね。
是非美味しい柑橘の見分け方をマスターして、みんなに教えてあげましょう!
④柑橘が道路に転がっている
柑橘に全く詳しくない人なら、びっくりすることでしょう。
柑橘がコロコロ転がっているんですよね、ほんとに。
その理由は、
ちょうどいい果実の大きさの実を成らせるために、適度に果実を間引いた(摘果)。
さらに、生理落下してしまうケースもよくあるらしい。
残念なことは、まだ食べれそうなのこと。(毎回拾って食べようかと思って通り過ぎてますが…)
ちなみに、農家の方に聞いてみたら、食べてもいいけどオススメしません!とのことでした(笑)
⑤愛媛で一番おいしい(と思った)食べ物は「しらす」
これは主観でしかありませんが、一番おいしかった食べ物は、
オーシャンビューな「しらすパーク」で食べられる「釜あげ・生しらす2色丼」!!
1,000円(税込み)2019年3月1日現在
KITONARUでも何度も登場しています。
鮮度を保ったままの「生しらす」と旨味を閉じ込めた釜あげしらすは、超うまし!!
そして、「海がすげえ!!」と言っちゃうくらいの素直な驚き。
⑥自転車にはヘルメット
愛媛県では、「ヘルメット」を安全利用の象徴としており、自転車利用時のヘルメット着用を呼びかけている。
その甲斐もあって、自転車運転時にはヘルメットを被ることが良く普及している。
が、違和感!特に自転車通学してる高校生たちがきちんとヘルメットを被って通学していることに違和感!
もし、私が高校生だったら、面倒くさいしカッコ悪いという理由でヘルメットを被りたくない!!
と思うはずなので、ヘルメット着用率の高さには驚かせられた!!
余談ですが…私は、被りたくない派です…。
⑦日本一の星空にも劣らない星空
環境省認定の日本一星空が綺麗な村「長野県阿智村」で行われている日本一の星空よりも、
伊方町から観上げた星空のほうがよく観えるぞ!!
瀬戸内気候という恵まれた環境のため、高い頻度で綺麗な星空を観ることが出来るのも嬉しいポイント。
が、しかし、誰に聞いても星が綺麗に観えるスポットを知らないのが残念…
どこでもそこそこ星が観えるが故の注目度のなさですね…
個人的に、星について語れるようになろうと勉強を始めるくらい
素晴らしい星空は日常の一部と化しています!!
⑧「合力(こうろく)」という日本の伝統文化
合力とは、「おもてなし」文化と似ている伊方町に残る伝統的な考え方であり、
「強制力のある助け合いの文化」や「地域での相互扶助システム」を意味している。
それぞれの役割に分かれて、力を合わせ協働し続けることで孤独感を回避するためのシステムで、
かなり強い「他者信頼」と「他者貢献」で成り立っているのが「合力」という文化。
日本の「おもてなし文化」に興味を持っている人なら、もっと詳しく知りたくなるはず!!
私は、おもてなし文化が地域によって異なる特色があることに感動し、驚きを覚えました。
以上、完全外部者だった私が愛媛県、伊方町に来て「驚いた8つ」のことでした。
観光地巡りにも飽きてしまったという方は、目に見えない文化や生活を愛媛に体験しに訪れてはいかがでしょうか。
また、なぜ8つのことが愛媛県に存在しているか、歴史や生態、地域性なんかを考えてみることは、頭が痛くなるくらい面白いですよ!!(笑)
さらに、「他にもこんなヘンなところがあるよ」という情報がありましたら、ぜひコメント等でお寄せください。