こんにちは。
再び外部の目線から愛媛、地域のことを考えてみようと思います。
かなり当たり前のことかもしれませんが、
改めて、「愛媛から東京に行ったら何を感じるか」について書いてみました。
こうやって比較をしてみると、「愛媛のいいところの再発見」と「愛媛の足りないところの再確認」がぼんやりと見えてきます。
①現金での支払いができない(交通系ICカードも×)
電子マネーを用いたキャッシュレス決済が当たり前のようになる時代がもう来ています!
シンガポールや上海のように東京もキャッシュレスが進んでいて、
もしあなたが現金しか持っていないと何も買うことができません。
東京でもまだまだ現金が決済が可能ですが、近い未来、現金そのものが形として無くなり、完全電子マネー時代が来るもしれませんね。
一方で、いわゆる地方や田舎と呼ばれる地域では、
電子マネー決済だけでなく、クレジットカード決済でも対応ができない場所がまだまだたくさんありますね。
現金を持っていれば、全く問題ないのですが、お店で現金が足りないときは、もう困った。
なぜなら、ATMが近くにないんです!!もう買うことすら、やめて帰っちゃいますね。
②シェアリングエコノミーの普及(共有社会)
人、もの、場所、乗り物、お金、そして余暇時間までシェアされる時代が来ています。
それは、個人が所有する活用可能な資源をインターネット等を介して、個人間で貸し借りや交換することで成り立つ社会。
つまり、共有社会です。
実際に、東京では、無料コワーキングスペースが数多く存在しています。私も2日間コワーキングスペースを利用してみたが、すでに色々な人が活用しているようですね。
パソコンで仕事をしている人、ミーティングをしている人、企業訪問・OBOG訪問をしている大学生、面接をしている人、スペースを借りて、起業してる人、イベントに参加しにくる人...等
自分自身にあった最善かつ多様な働き方を実現するために、多くの方がそれぞれの形を選択していることは素敵だとと感じました。
愛媛県でも、サイボウズ株式会社 松山オフィスなどのコワーキングスペースがあり、多くの人が活用しているようですね。
無料のイベントなどで一般にも解放されているようなので、まだコワーキングスペースを利用したことがないという方は、是非一度体験してみてはいかがでしょうか?
③多様なイベントが毎日のように開催されている!
上で紹介したコワーキングスペースだけでなく、東京や大都市圏では、いたるところでイベントが開催されています。
かなりの数があるので、自分の興味のあるイベントがかなりの確率で見つかります。
愛媛県でも、イベントはありますが、絶対数が違うので、興味のあるイベントが見つからないこともしばしば..。
興味があるイベントが見つかっても、日程や都合が合わずに逃してしまうと、次の機会はいつになるのか...と。
④高層ビルに囲まれ、なんか閉塞感!
これは写真を見なくても、想像が易いかと。
東京では、こんなにビルがあるのに、まだまだ建設中。便利だけど、時々息が詰まりそうな閉塞感を感じることも...
愛媛では、松山でもここまでのビル街はない。
海は近いし、森林も近い。自然に囲まれている上に、晴れの日が多く、暖かい瀬戸内気候!
閉塞感を感じるよりかは、解放感?を感じますね。
⑤人が多すぎて、圧迫感!
東京は、特に電車は、ひと、ヒト、ヒト!!!
ぎゅうぎゅうにつめられて、圧迫感でぐったりしてしまいます。
でも、満員電車乗ると「東京来ちゃったな」って思いますね。
愛媛は、日常でここまで人がいることはない!(断言してもイイでしょう)
愛媛の暮らしやすさ、“ストレスオフ県”といわれる所以のひとつでもあるでしょう。
⑥公共交通機関は便利だが、複雑すぎる!
東京は車社会というよりは、公共交通機関が発達している社会です。
どこに行くにも電車が数分おきに、正確にやって来ます!これは、日本が世界に誇るすごいこと。
でも、誇るべき公共交通機関で圧迫感を感じるのですが...笑
そして路線図が多すぎて、かなり複雑。
利用者が多いから、混雑。これを初見で使いこなすことは、困難。
インターネットで調べても、迷い混む。
日本人で迷うということは、外国人は当然迷うのではないでしょうか。
愛媛は、電車や路面電車、バスが走ってますが、ここまで複雑ではないので、比較的楽に目的地に到着できるでしょう。
初見だと、路面電車の乗り方は、分からなくて迷いましたが..。
最近「地方創生」や「地方移住」というワードをよく目にします。
「地方が盛り上がっている」、「地方のが暮らしやすそう」と思ってしまいがちですが、地方ならではの良い点や、問題点は”必ず”存在しています。
東京で取り入れているから、同じように地方でも取り入れた方がいいとは全く思いませんが、
日本、そして世界がどのような社会に向かって進んでいるかどうかは、意識しておく必要があるのではないでしょうか。
その上で、「地方創生」に、地方移住に何が必要な要素なのかを取捨選択することが大切なような気がします。
皆さんも、地方の良い点と問題点を、主観的な好き嫌いで決めてしまうのではなく、
東京のような大都市と比較しながら、良い点と問題点を考えてみてはいかがでしょうか。