愛媛の果てまでイッテきた! 四国最西端の「佐田岬灯台」の下に眠るものとは!?

こんにちは。
愛媛県を東へ南へ、えひめトラベルライターの菊池です。

今週からシリーズ「愛媛の果てまでイッテきた!」を全4回でお届けしたいと思います。
とりあえず西の果てに行ってきたので東西南北シリーズにできるんじゃないかと思いついただけですけども。
もしかしたら次回は来年じゃないかもしれぬ……。

まあ、それはさておき、今回は愛媛最西端にして四国最西端でもある佐田岬半島へ行ってきました。
なもんで、せっかくだしシリーズにしておこうという訳なのです。

ところで、実際に佐田岬半島へ行ったことがある人はどのくらいいるでしょうか。
以前に、愛媛に住んでると意外と行かない松山城の記事を書いたときに、県内在住の方でも割と行ったことがないという声を聞きました。

ということは、同じように佐田岬半島へも行ったことがない人は割と多いのではないだろうか?
そう思う次第です。

まずは佐田岬灯台の入り口の駐車場へ行く!

佐田岬半島、実は意外と遠いです。(知らずに気楽に行って大変な目に遭った人より)
松山方面からですと松山自動車の伊予ICで降りて、国道378号線の夕焼け小焼けラインで長浜を経由して八幡浜市の保内町へ行くルートがオススメです。
松山自動車道を伊予ICで降りずにそのまま大洲まで行ってしまってもOK。

その場合は南予方面から来る場合のルートと合流して、夜昼トンネルを抜けて八幡浜へ。そこから保内方面へ向かえば松山から来るルートと合流します。

その後は国道197号線をひたすら西へ。
このルートは佐田岬メロディーラインの名前が付いていて、道路の舗装にメロディーロードという技法が使われていて、タイヤの走行音が音楽を奏でているように聞こえます。

詳しくはこの技法で特許を取得している篠田興業さんのホームページをご覧ください。

このメロディーロードは四国ではここだけですので、ちょっとレアだと思いますよ。

さらに先に進みます。

途中には道の駅の伊方きらら館と瀬戸農業公園がありますので、休憩や時間調整もOKです。
個人的には伊方きらら館のじゃこカツが美味しいので超オススメです。

進むこと約40キロ弱で三崎港に到着します。
国道197号線はここから国道九四フェリーの海上区間を経て大分県へつながっていますが、佐田岬灯台へはここから県道257号線や町道を経てさらに15キロほど進みます。

ここから先は道が狭いので対向車や歩行者には特に注意しましょう。

三崎港から約30分ほどで佐田岬灯台駐車場に到着します。

駐車場からでも十分良い眺めですが、灯台を目指します。
なお、ここからは徒歩です。

四国最西端の佐田岬灯台には何がある?

駐車場から先は徒歩でアップダウンのある道を約30分ほど進むことになります。
この先に給水できる場所はないので、特に暑い時期は飲み物を持って行きましょう。
自動販売機も近くにあります。

約2キロの道を進みきるとそこは!

四国最西端!!

今回は日没の時間にあわせて行ったので、ちょうど日が沈むところも見られました。

おかげでヤバいくらいの汗だくになりましたが……。
よい子も皆さんはタオルも持って行きましょうね。

さて、この記事のタイトルにもなっている佐田岬灯台の下には何があるのか。
それは現在では陸続きにはなっているものの、向かいにある御籠島へ行ってみるとわかります。

島ですが、現在は陸続きになっていて歩いて行けます。

わかりますか?
○印をつけてみました。

これです!

実はこの写真を撮った御籠島にも同じものがあります。

正解はこちら!

砲台です!

この写真の砲台は御籠島の三八式十二糎榴弾砲という種類の砲台です。
ちなみに設置されているものはレプリカです。

太平洋戦争時に、瀬戸内海の防衛をするために砲台を設置していたそうです。
今ではすっかり観光名所の佐田岬ですが、歴史の中にはそういった側面もあるということです。

それも含めてしっかり知っておくことが歴史への理解を深めることになると思います。

いろいろ見学して帰りました。
時間帯が遅かったということ、屋外ということもあって密になりにくい(というか密にならない)空間で見学できました。

佐田岬灯台以外にも、県内には屋外で楽しめる施設が多いので探してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、佐田岬灯台で日没を迎えると三崎港のあたりに帰ってきたときはもう真っ暗なので十分注意してくださいね。

 

○佐田岬灯台
住所:伊方町正野字大島1371番地3

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事