四国と九州は国道でつながっている! 伊方・三崎港から国道九四フェリーに乗ってきた!

こんにちは。
この時期はJRのダイヤ改正も近いので色々とテンションが上がっているトラベルライターの菊池です。
そんな毎年恒例のJRダイヤ改正記事を今週はお届けする予定だったのですが、思いのほか筆が乗ってしまってもう少し書き足したいので、今週は取材的にも記事的にも先週の続きです。

四国から九州へ行く旅。
今回は伊方町の三崎港から大分県の佐賀関港へ国道九四フェリーに乗りました。

四国と九州を結ぶフェリーは、ほかに八幡浜港と別府港や臼杵港を結ぶ宇和島運輸フェリー、オレンジフェリーもあります。

あと、忘れがちですが松山観光港から小倉港のフェリーも四国と九州を結んでいる石崎汽船グループの松山・小倉フェリーもあります。

話を戻しまして、まずは三崎港へ行きます。
三崎港は佐田岬の先っぽとまではいかないですが、かなり先の方です。

日中でしたら隣接する「佐田岬はなはな」も営業しているので、そちらで食事やお土産の購入なんかもできますよ。

国道九四フェリーは午前7時半からお昼の12時半までと、午後2時半から午後11時半まで、それぞれ1時間おきに1日16便が運航されています。
通常は道路が国道になるのですが、この区間は海上国道という、海の上が国道になります。
詳しくは割愛するので気になる方は各自で調べてください。

フェリー乗り場で予約していたチケットを受け取ったら、乗船案内に従って車ごと船に乗ります。
車を持ち込まないのであれば、歩いて乗り込みます。

乗船したのは国道九四フェリーの「涼かぜ」号です。
乗用車に換算して57台も積載できます。

ほかに「遊なぎ」号と「速なみ」号が就航している3隻体制で、「涼かぜ」号は3年前に就航したばかりの最新型です。

2階はカラフルな座席やキッズスペース、売店や自販機があります。
テーブル席には電源もあるので、パソコン作業もできますよ。

3階は一転してシックな感じの座席です。
プレミアムな展望席や個室もあります。


甲板に出ることもできるので、海風を味わいたい方はこちらからどうぞ。

ちなみに、甲板には国道(風)の看板があります。
この航路は海上国道といって、海の上なのですが国道197号線でもあります。
なので、四国側にも九州側にも国道197号線はあるんですね。

国内には海上国道は24カ所あり、瀬戸大橋やしまなみ海道も海上国道のバイパス扱いです。

さて、乗ってしまえばあっという間に大分県に到着です。
具体的には70分で到着します。

佐田岬灯台も見えましたよ!

八幡浜港発だと2時間半以上かかるので、早く着きたいか、ゆっくりのんびりしたいかで選ぶのもアリだと思います。

九州に着いたらどうするのか。
それは愛媛専門メディアKITONARUでは語らないことではあります。

そんなわけで、愛媛発のよい旅を。

 

○三崎港フェリー乗り場
住所:伊方町三崎1700-2
電話番号:0894-54-0173

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