南予地域活性化支援チーム(郷土料理班)です!
今回は、南予地域の郷土料理を自分たちで実際に作って食べてみたので、その様子をお伝えします!
最後にレシピも載せていますので、気になる方は最後まで読んでいただけたら幸いです。
今回は八幡浜から講師の方をお招きし、教えていただきながら作りました。
ちなみに、自宅で八幡浜ちゃんぽんを作った様子も後半でお届けします!最後までお見逃しなく!
今回私たちが作ったのは、
①鯛そうめん
②ふかの湯ざらし
③みかんグミ
の3つです!
鯛そうめんやふかの湯ざらしは南予地方ではお祝い事に欠かせない郷土料理だそうです。
筆者を含め、参加したメンバー全員、作るのはもちろん、食べるのも初めてで、ワクワクしながら調理スタートです!
まずは、鯛そうめん。八幡浜では「めんかけ」とも呼ばれるみたいです。
両家の親族がめでたく対面(鯛めん)したことを祝うという意味や、
おめでたいことがそうめんのように細く長く続くようにとの願いが込められているのだとか。
今回は鯛をさばくところから教えていただきました。
鯛を茹でているととっても良い香りが漂ってきました。期待が高まります。
そうめんの盛り付けは指に巻き付けて、1口サイズで盛り付けていくのですが、これが意外と難しいんです!
最後に具材をのせたら、メインの鯛を真ん中に盛り付けて完成です!
色とりどりの具材と鯛の見た目が華やかで、お祝いの席にピッタリの一品だと感じました!
だしの効いたかけ汁と鯛のうまみが堪能でき、とても美味しかったです!
そして筆者はどこか懐かしい思いに駆られました。
次はふかの湯ざらしと、それに合わせるみがらしみそです。
「ふか」とはサメのこと。その昔、売り物にならないふかを、漁師が酢みそで酒の肴にしたのが始まりといわれているそうです。
みがらしみそも南予の特徴的な調味料で、湯豆腐やおでんにもつける定番のものだそうです。
みがらしみそのポイントは、みがらしを練った後、お椀を伏せて少し置いておくこと。
こうすることで辛みが増すのだとか。
こうしたちょっとしたコツが、地元では代々受け継がれているのだと感じました。
ちなみに、ふかの湯ざらしは八幡浜のスーパーなどでは普通に売っています。
それと付け合わせの具材を盛り付けて完成です。
淡泊な味のふかとみがらしみそがとても合います。
油断しているとからしが鼻にツーン!ときて、コツの効果を実感しました!
最後はミカングミです。
八幡浜といえばミカン!そのミカンをベースにしたデザートです。
グミが自分たちで簡単に作れるとは驚きました!
いろんな型でくり抜いて、楽しく美味しく作れました。
好きなミカンジュースを使えば自分好みの味のグミができますね!
爽やかな味はデザートにぴったり!
講師の方のサポートのおかげもあり、自分たちで作ることができ、郷土料理の作り方や美味しさを知ることができました!
あまり知らなかった郷土料理がぐっと身近なものになった気がします。
最後にレシピをご紹介しておきます。ぜひ作ってみてください!
それでは続いて後半です!
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後半は、前半とは選手交代!八幡浜在住の筆者が自宅での八幡浜ちゃんぽん作りを紹介します!
八幡浜はちゃんぽんが有名で、いろんな飲食店で提供されています。
実は家でも簡単に作れるんです。
これが我が家でのレシピです!
うちでは、粒こしょうをかけて食べるのが好みです。
野菜はキャベツがなければ他の葉物を代用するなど、冷蔵庫の残り野菜で十分美味しいちゃんぽんができますよ。
自分が好きなようにアレンジできるのが、自宅で作る良いところですね。
ちなみにこんな感じに出来上がりました!
是非ご家庭で作ってみてくださいね!
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いかがでしたか?
今回は、八幡浜を中心に南予地域の郷土料理を自分たちで作って食べてみました。
どの料理にも伝統や歴史、作り方のコツがあるのが分かりました。
ですが、決して作るのにハードルが高いわけではなく、自宅でも簡単に作れることも分かりました。
この機会に南予の郷土料理をみなさんに知ってもらい、
伝統ある郷土料理が少しでも若い世代の人たちにとって身近なものになると良いなと思います。