こんにちは。
愛媛県の今を切り取る菊池が、今日は珍しく四国中央市の自宅からではなく、出かけ先の松山市で書いた水曜日の記事をお届けします。
実は、菊池情報網に「松山でいい食材を使った日本酒メインの居酒屋がオープンする」という情報をキャッチしました。
松山でお酒を飲むとなれば泊まりがけで行く必要があるわけですが、この先のスケジュールを確認したらオープン日の7月1日しかないと発覚したのです。(次は9月まで空いてなかった…!)
この奇跡のようなタイミングとなれば、7月1日に行くしかない!
迷ったら行け、それが菊池流です。
そのうえ、多分どのメディアよりも先行してこのお店を紹介することに!
一番早いのは、いいことだ!
そんなわけでやってきたのはこちら。
勝山町交差点からすぐのところ(詳しくは記事最後の地図で)にある「和酒 さとう」さんです。
和酒というだけあって、日本酒がメインのお店ですが、とりあえずビールを。
松山では珍しい「エーデルピルス」というビールを出してくれます。
今回はお店のレポートなので、このビールについてはサッポロビールさんのページをご覧ください。
さて、お通しを頂きつつもメインである日本酒を頂きましょう。
とりあえず飲み比べセットがあるのでそれを注文。
早速着瓶、こちらです!
左から、秋田県の「No.6」、東京都の「屋守(おくのかみ)」、石川県の「遊穂」です。
オープン日の、オープンして30分くらいで入店しただけあって、3本とも封切りしてもらいました。
何という贅沢。
No.6は「7月1日の日本酒」と銘打っている日替わりメニューにすら載っていないレアな日本酒です。(入荷状況によって日本酒のラインナップが少しずつ変わっていくそうです)
しかも、No.6は俗にいう「プレミアム日本酒」ってやつで、確かな仕入れ力がないと、量の少ない飲み比べとはいえ出すことはできない逸品です。やったぜ。
飲み比べセットのあとは、1杯ずつ頂いていきます。
が、ぶっちゃけ菊池はお気に入りの銘柄以外の日本酒はよくわからない素人なので「こういう感じので」式のオーダーで注文。
希望を伝えるとサクッと「じゃあこれ」と出してくるのがまた心地よいです。
2杯目(というかビール+飲み比べ3杯のあとなので5杯目)は「悦凱陣」という香川県琴平のお酒。
重厚な辛口、な感じがします。
3杯目(正確にはビール+……もういいか)は「賽剣」。こちらは広島県は呉市のお酒です。
すっきりな辛口、な感じがします。
すまんな。
専門家でもないただの酒好きおっさんのレポートはこんなもんです。
それでも違いがわかるから、日本酒というのは奥が深いものですね。
締めの1杯がこちらの……
ワイン?
いいえ、日本酒です。
小布施ワイナリーの「ヌメロシス サケ エロティック」(とメニューには書いてある)です!
記事を書くにも、なんだかよくわからないけど珍しいみたいです!ではどうにもならないので、ちょっと調べてみたのですが、信州にあるワイナリーさんが冬の間に作っている日本酒だそうです。
そういえば栓を抜くときにコルクを抜いていました。
こちらもプレミアムな日本酒のようです。よく手に入れたな。
濃厚で深い味わい…としか表現しようがない味でした。とても美味しかったのでぜひ飲んでみてください。
これ以上飲むと週明けに影響が出そうだったので、お酒はここまでにしておきました。
いいですか、改めて言いますが、お酒は日替わりのラインナップです。
明日行ってもないかもしれないので、気になる方はお早めに!
お酒だけじゃなく、一品料理もなかなかお手軽価格でとっても美味しかったので紹介します。
まずお通しで頂いた高井神島産のひじきの煮物。
写真だと黒いですが、実際はもっと灰色?な感じでした。
ひじきってもっと1本1本は細いものだと思っていましたが、こちらはすごく肉厚でした。
ちなみに、高井神島は上島町にある島です。
オープン日ということで、この日のために愛南町から持ってきた刺身盛りとか…
同じく愛南町のヒオウギガイの天ぷらとか…
柚子胡椒を発明した人は永遠にたたえられるべきだと思う燻製とか…
お隣のご夫婦が注文していた、鬼北町産のキジの卵の袋煮とか、鯛飯とか…
そうそう、お隣の席のご主人はこんなお酒も注文してました。
まあ、なんていうか一言で表現するとアレです。
美味い!!!!
愛媛県はなんて食べ物の美味しい土地なのでしょうか。
日本酒もそうですが、食事もオススメなので、アルコールが苦手な方でも十分楽しめると思います。
次は鯛飯とおでんを食べてみたいと思います。
ごちそうさまでした。
○和酒 さとう
住所:松山市一番町1-5-14 八束ビル1階
営業時間:17:00~24:00(火曜定休)
電話番号:070-4807-3924