こんにちは。
住んでいるところの最寄りのプロ野球チームを応援する野球好きの菊池です。
東京に住んでいたときは東京ヤクルトスワローズを、横浜に住んでいたときは横浜ベイスターズ(現 横浜DeNAベイスターズ)を、そして愛媛に移住してからは広島カープを応援しています。
だって家から近くに応援しているチームの本拠地があった方が試合を観に行きやすいじゃないですか。
それはさておき、先日松山の坊ちゃんスタジアムでプロ野球のフレッシュオールスターゲームが開催されました。
ちなみに来年はオールスターゲームも開催予定なのでなんとかしてチケットを手に入れたいところです。
オールスターゲームのいいところは、応援するチームが違う友人と隣の席で楽しめるところだと思います。
野球の話は後半少し書く予定ですが、今回はそれよりも超レアな列車に乗ったよ!ってただの鉄道好きの日記ですのであしからず。
意外と少ない始発駅の次がもう終着駅の列車
愛媛県は車社会ではありますが、鉄道をまったく利用したことがないという人は少ないのではないでしょうか。
東京や大阪へ行けば移動は基本的には鉄道です。
松山から大阪まで鉄道で行こうとすると、松山駅から特急しおかぜ号に乗って岡山へ行き、そこで新幹線のぞみ号に乗り換えて新大阪へ、そこから東海道線で大阪駅へ行くと思います。
特急しおかぜ号は松山駅を出ると今治駅、伊予北条駅、新居浜駅、伊予三島駅などを経て岡山駅へ向かいますよね。
このように、特急列車に限らず途中駅をいくつも経由するのが一般的です。
ところが、始発駅の次の駅が終点というレアな列車もあります。
JR四国管内だと、鳴門線の鳴門駅6時52分発(平日のみ運転)が鳴門線の途中駅を全部通過し終点の池谷駅まで運行しているものがありますが、これ以外の定期列車はありません。
※観光列車の伊予灘ものがたりの大洲編と双海編は、ダイヤ上は始発と終着の松山駅と伊予大洲駅以外には停まらないのですがここでは割愛します。
全国的にみると、青森県の青森駅と新青森駅、秋田県の能代駅と東能代駅、静岡県の三島駅と沼津駅、京都府の東舞鶴駅と西舞鶴駅、兵庫県の上月駅と作用駅、島根県の出雲市駅と西出雲駅、宮崎県の宮崎駅と南宮崎駅などの1区間のみを運転する列車はあります。
※これで全部ではありません。
また、もともと1区間しかない、山陽本線支線(通称和田岬線)の兵庫駅と和田岬駅や、山陰本線支線(通称仙崎線)の長門市駅と仙崎駅などもあります。
話を戻しましょう。
このように、始発駅の次が終着駅な列車は割とレアなのですが、定期的に走っている列車では、市街地と交通要所駅が離れていたり、列車の車庫があったりなどの事情があります。
今回、菊池が乗った列車は松山駅発市坪駅行き。
通常、市坪駅を始発や終着とする列車はないのですが、坊ちゃんスタジアムでイベント(主にコンサートや野球の試合)があるときに一駅だけの臨時列車が運転されるのです!
というわけで、フレッシュオールスターゲームのチケットを(かなり前に)無事ゲットした菊池は、ホテルにチェックインして松山駅へ。
現在、駅周辺の高架化工事が進んでいる松山駅ですが、数年後には工事が終わる予定です。
そうなったらこの駅舎ともお別れでしょうかね。
味があって結構好きだったのですが、まあ仕方ないです。
電光掲示板には「臨時 市坪行き」の表示が!
そして奥に停まっている列車がそれです!
ちなみにその上の「普通 伊予市行き」も同じ3番乗り場が案内されているのですが、縦列駐車のように向かって伊予市側に2両編成で停まっていました。
今回のように臨時列車が運転されているときはこんな感じのきっぷ売り場も設置されます。
自動券売機で買うような磁気テープではなく、普通の紙に印字されているきっぷです。
ちなみに往路のきっぷにはスタンプが押してありますが、復路のきっぷもセットの往復切符です。
列車は定刻通り出発して走ること約5分。
臨時列車ということと、おそらく市坪駅が混雑していて安全のためだと思うのですが、いつもよりも少し時間をかけて到着。
列車の車内が混雑していたので写真は撮りませんでした。
何人いるの!?ってくらい乗務員さんが乗っているところとか!
市坪駅に右側通行で入線するところとか!
撮りたかったけど!
そして市坪駅を降りたら目の前に坊ちゃんスタジアムが!
このアクセスの良さはプロ野球が行われる球場の中でも屈指だと思います。
座席もバックネット裏のいい席でご機嫌です。
写真を見ると各球団のマスコットや、挨拶中の松山市長や知事もいらっしゃいますね。
友人の居酒屋さんに頼んでおいたお弁当を食べつつビールを飲んで野球観戦。
途中雨も結構降ってきた時間もありましたが、大降りになることなく試合終了。
試合の詳細はスポーツ系のニュースサイトをご覧ください。
今回の試合では新型コロナウィルス対策で鳴り物(トランペットとか)や声援が禁止だったのですが、バットにボールが当たる音など、これはこれでいいのではないかと思いました。
ちなみに帰りも市坪始発で松山行きの臨時列車で帰りました。
まさに野球客のためだけに運転されている1区間だけの超レアな臨時列車でした。
来年のオールスターゲームもチケットを取って試合を見に行けますように!
○坊ちゃんスタジアム(松山中央公園野球場)
住所:松山市市坪西町625-1
電話:089-965-3000