こんにちは。
えひめトラベルライターの菊池です。
愛媛県でも乗れる乗り物っていろいろありますよね。
鉄道やバスはもちろん、海に面していればフェリーに高速船、松山城へ行く時にはロープウェイやリフトなんかもあります。
この記事でご紹介するのは船です。
船の中でも、車も乗るフェリーでも、長距離もあっという間の高速船でもなく、渡船です。
対岸へ渡るための渡し船ですね。
愛媛県の渡船というと、三津の渡しが有名だと思います。
伊予鉄高浜線の港山駅から三津浜港へ行くときをはじめ、地域の方の足となっていますし、最近ではテレビや雑誌で観光スポットとして紹介もされています。
今回は松山市北条にある離島の鹿島へ行ってきました。
鹿島は瀬戸内海国立公園にもなっていて、名前の通りシカがいることでもおなじみかと思います。
まずは伊予北条駅から徒歩でも来られる鹿島公園渡船乗り場へ。
鹿島にある鹿島神社の鳥居をくぐったらすぐです。
駐車場に車を置いたらチケットを購入します。
なお、駐車料金に運転手1名分の渡船代が含まれています。
大きな荷物がある場合、渡船乗り場にリヤカーがあり自由に無料で使うことが出来ます。
時刻表はこんな感じ。
基本的に渡船は鹿島側に停泊していて、3分で北条側へ到着しすぐに折り返すといった感じです。
渡船の上にはシカが乗っています。
もちろん本物のシカではありませんけども。
片道3分弱であっという間に到着。
鹿島には有名な鯛めし屋さんである「大田屋」さんもありますが、大田屋さんは次回の記事でお届けする予定として、今回はそれ以外の見所をご紹介します。
まずは、北条側にあった鳥居の先にある「鹿島神社」。
バーベキューもOKなキャンプサイト。
調理場や水道、水洗トイレもあるのに予約不要で無料ですん!
ゴミはちゃんと持ち帰りましょうね。
写真からでも綺麗さが分かる海水浴場。
そして登山口。
頂上まで115メートルと書いてありますが、これは登山道の距離ではなく山頂の標高のことです。
登山口はこんな感じで舗装はされていませんが綺麗に整備されています。
この日はとても良い天気だったので汗だくになったのはいうまでもありません。
鹿島には自動販売機などもありますので、必要な方は水分を調達していきましょう。
山頂まで登るとこんな感じです。
木々があるので北条側が見えないのが少々残念ではありますね。
こっちは瀬戸内海側です。
手前の島は左が千霧島、右が男小鹿島といい、そのちょっと奥に見える小さい島が玉里・寒戸島といいます。
鹿島港から出港している周遊船はこのあたりも見ることが出来るようです。
(2名から出航なので菊池ひとりでは乗れなかった…!)
ちなみにシカはきちんと鹿園で管理飼育されているので確実に会えます。
船着き場の近くには無料で見られる博物展示館「かしまーる」もあります。
フェリーの待ち時間にぜひご覧ください。
帰りは出航時間に桟橋へ行けばOKです。
わずか3分の船旅ですが、やっぱり海の上は気持ちが良いですね。
次回は、「大田屋」さんで鯛めしを食べてきているのでそちらをお届けします!
赤い屋根の建物のお店だよ!
○鹿島公園渡船待合所
住所:松山市北条辻1605番地
電話番号:089-992-1375