JR路線の旅!「青春18きっぷ」で行く松野町のJR松丸駅周辺を3時間21分で最高に堪能してきたよ!

こんにちは。
水曜日担当は四国中央市在住の菊池です。

トラベルライターという肩書きは、旅好きライターなら一度は名乗ってみたいですよね。
大体どの業界にも有名人ってのはいて、その有名人と同じ肩書きに憧れるのは誰しもあるのではないでしょうか。

例えば菊池が好きな有名トラベルライターさんだと、下川裕治さんとか、横見浩彦さんとかがいます。
下川さんは東南アジアあたりをバックパッカーとして旅していたり、横見さんは国内のすべての鉄道駅の改札を通過(少なくとも1回は列車から降りている)した方だったりします。
そんな人たちの文章は、まさにそこへ行っているかのようになるから不思議です。
文字には何でもできる力がありますね。
いつかそんな文章を書いてみたいモノです。

まあ、そうはいっても、このトラベルライターという肩書きは誰かに認定してもらうものではないので、たったいまから名乗ります。記事にも雰囲気出るし。

では改めて。

こんにちは、トラベルライターの菊池です。
今日、皆さんに提案したい旅は鉄道です。

四国で鉄道旅、というとなかなか思い浮かばない人も多いと思います。
四国はあまり鉄道網が発達しておりませんので、通勤通学で使う人の他は、都市間移動が主ではないでしょうか。
つまり、普通列車による短距離移動か特急列車による長距離移動。
このどちらかにほとんどが集約される訳です。

しかし、これらはあえて言えば「移動」です。
今回はちょっと見方を変えて、この「移動」を「旅行」にしてみたいと思います。

皆さんは「青春18きっぷ」というモノをご存じでしょうか。
旅行好きな人が周りにいるとご存じだと思いますが、端的に言ってしまうと「すごく安くてJRが1日乗り放題だけど、普通列車にしか乗れないきっぷ」です。

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この青春18きっぷは一見18歳向けのように見えますが、年齢制限は特にありません。
また、春夏冬休みの期間を中心に使用できる時期が決まっていて、5回分が1セットになっています。
この春の使用期間は3月1日から4月10日までです。

菊池はこのきっぷを使って、2泊3日で四国を一周してきました。
具体的には、川之江駅をスタートして、予讃線で高松駅へ。
高徳線に乗り換えて徳島駅へ、徳島線に乗り換えて阿波池田駅へ、土讃線に乗り換えて高知駅で降りて1泊。
翌日は高知駅から土讃線に乗って窪川駅へ、予土線に乗り換えて松丸駅で一回降りて、北宇和島駅で予讃線に乗り換えて松山駅で降りて1泊。
3日目は松山駅から予讃線で川之江駅へ戻ってきた、というルートです。

この旅行をまるっと記事にしてもいいのですが、ここはKITONARU。
愛媛県の情報サイトです。
なので愛媛県以外の情報はずばっとカット!

今回の記事は、2日目の「松丸駅で一回降りて」の部分にだけ焦点を当ててお届けします。

松丸駅はJR予土線の松野町にある駅です。
JR予土線は高知県四万十町の窪川駅と宇和島市の宇和島駅(※)を結んでいる路線です。

※予土線について
正確には、四万十町の若井駅と宇和島市の北宇和島駅なのですが、それぞれ窪川駅と宇和島駅まで乗り入れています。
ちなみに窪川駅と若井駅の間は「土佐くろしお鉄道中村線」という第三セクター線なので、青春18きっぷでは乗車できません。
あらかじめ当該区間の210円分のきっぷを買っておくか、車内できちんと精算しましょう。
そして北宇和島駅と宇和島駅の間はJR予讃線です。こっちはJRなので青春18きっぷが使えます。

さて、そんな松丸駅になぜ降りたのか。

菊池の数ある趣味のいくつかに温泉、水族館巡り、そして美味しいものを食べることがあります。
この松丸駅は、なんと奇跡的に温泉と水族館と美味しいものが同時に味わうことができる駅なのです!
全国広しといえど、こんな奇跡の駅は他にはないと思います。

その松丸駅に、菊池が窪川駅から乗った予土線の列車が到着したのが11時27分。
そして、次の列車が来るのが14時48分。

この3時間21分の間に、温泉に入り、水族館へ行き、そして美味しいものを食べる!
その模様をお届けします!!

ところで、予土線には新幹線が走っているのをご存じですか?
んなバカな、と思う人もいると思います。

ご覧ください!新幹線です!!

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新幹線っていうか、新幹線のような列車ですけども。
名称は「鉄道ホビートレイン」といいます。
詳しくはJR四国の公式サイトをご覧いただくとして、この新幹線は臨時列車などではなく普通に毎日、沿線の日常の足として走っている列車です。

ちなみに、宇和島駅側には団子っ鼻のドレスアップはありません。
これはケチっている訳ではなく、両方につけてしまうと他の車両と連結できない弊害があるからです。
実際、窪川駅側には他の列車を連結できないので、この車両は必ず窪川駅方面行きの先頭車か宇和島駅方面行きの最後尾車になるようになっています。

さて、この新幹線に乗って降り立ったのは松丸駅。
始発の窪川駅から約1時間40分ほどです。
途中、江川崎駅で列車の行き違いをするために20分くらい停車しつつ、車窓からは四万十川の景色を堪能するのんびりした旅が楽しめます。

到着したのは11時27分とお昼時だったので、まずは駅から徒歩3分ほどの道の駅「虹の森公園まつの」へ行きます。
ここには、目的の2つである「美味しいものを食べる」と「水族館」があります。
水族館のある道の駅って珍しいですよね。

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とはいえ、まずは食事です。
「レストラン遊鶴羽」さんへ行き、一番人気のメニューの「えび天青さのりうどん」を注文。

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じっくり食レポしても良いのですが、今回の菊池はトラベルライターですのでサラッと。
グルメライターはちょっとの間、お休みです。

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いえーい着丼!!

いただきます!!

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青さのりうどんは、青さのりがトッピングで乗っているだけにとどまらず、麺に青さのりが練り込んであるのです!
シンプルなメニューではありますが、やはりこれはうまい!

そして、今回は日程が合わずに断念しましたが、このレストランでは毎月第2、第4火曜日は地元の松野生活協議会の皆さんによるランチバイキングを実施しています。
平日でも平気だよ、という方はぜひこちらも狙ってみてください。

お腹も満足したところで時間は45分ほど経過。
そうです、滞在時間は3時間21分しかありません。

そのまま同じ敷地内にある水族館「おさかな館」へ。
おさかな館は四万十川に住む魚を中心に展示している淡水魚水族館ですが、二足立ちするワニの“だいごろう(性別不明)”やペンギン、亀なども展示されています。

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これは完全な好みの問題になると思うのですが、菊池はショー型の水族館よりも展示型の水族館の方が好きです。
なので、このおさかな館はとても気に入りました。

おさかな館では現在、とっても珍しい白いナマコの展示もしています。
それ以外にも、アメゴやウナギなどの身近な魚の展示もありますので、ぜひ解説もじっくり読んで何気なく接している魚たちの生態系を勉強してみることをオススメします。

菊池のポリシーとして、展示してあるものを見ることが目的の場所の写真の掲載はしません。
なので、おさかな館の展示している模様の写真はありません。(ちょっと見えてる気もしますが)
直接行って観てください。

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おさかな館は、例えば大阪の海遊館や沖縄の美ら海水族館に比べてしまうと大きさは圧倒的に小さいです。
しかし、その中身の濃さや充実度はそれらに引けを取らないと思っています。
全国の水族館を巡っている菊池が保証する楽しい水族館ですので、ぜひ、足を運んでご覧ください!

普通に1周すればだいたい30~40分くらいで見終わると思うのですが、菊池はなんだかんだで1時間半くらい魚や亀やペンギンたちを眺めておりました。
食事と合わせて2時間15分が経過。
残り時間は1時間13分。

さあ、松丸駅に戻って温泉へゴーだ。

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ということで松丸駅のぽっぽ温泉へ到着。
ここは駅舎内に温泉があるとても珍しい駅です。
入り口は駅舎とは別にあるので、そちらから2階のフロントへ。

ぽっぽ温泉は「滑床の湯」と「明治(あけはる)の湯」があり、男湯と女湯が毎日交互に入れ替わります。
菊池が訪れたときは滑床の湯が男湯でした。

温泉の内部の写真はもちろん撮れないので、そのあたりは公式サイトで堪能してもらうとして、率直な感想は最高です。(個人の意見です)

温泉の泉質にはいろいろありますが、菊池の好みのヌルっとした感じの泉質がたまりません。
正式には「低張性弱アルカリ性冷鉱泉」というそうです。

と、この正式な名前に注目です。
この源泉は冷鉱泉なんですね。
つまりお湯じゃないんです。

それを松野町の間伐材で作った薪を使ったボイラーで沸かしています。
ですので、温泉の隣ではゴーーーーーとボイラーがガンガン稼働している音が聞こえます。

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ぽっぽ温泉には露天風呂もあるので、そちらもぜひご堪能ください。
駅ホームや線路も見えますよ。

はい、温泉堪能してたら45分が経過。
残り28分。

休憩室でのんびりってほどのんびりじゃないけど缶ビールを頂きました。
車の運転をしなくていいので飲める特権ですね。
風呂上がりにビール、最高です。

あと、駅前にある無料の足湯も堪能したかった!!

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予土線の列車の本数は少ない。
乗り遅れないように松丸駅に移動したのですが、「予土占(せん)みくじ」を引く時間くらいはありました。

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予土占みくじは、大吉とか中吉とかではなく、運命の予土線の駅が出てくるおみくじ。
結構駅数はありますので、何駅を引くのでしょう。

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どれ。

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松丸駅。ここです。
これはもう、運命かな?

そしてやってきた14時48分発の宇和島行きの列車に乗って、松丸駅をあとにしたのでした。

車で行ったことは何度もあるのですが、列車で行ったのは初めてでした。
列車の旅だからこそ、お酒を飲んだりすることもできるのですね。

大変楽しい3時間21分でした。
列車は一路、北宇和島駅へ。
北宇和島駅では、宇和島駅発の予讃線松山駅行きに乗り換えができます。
そして八幡浜駅、伊予大洲駅、下灘駅、伊予市駅なんかを経由しつつ松山駅まで行き、路面電車で今夜の宿である道後温泉へ向かうのでした。

次回!
道後温泉で話題のあの宿に泊まってみた!

ご期待ください。

菊池睦

宮崎県で生まれ、埼玉県で育ち、石川県で学生時代を過ごし、東京都で社会人を送っていたある日、めぐりめぐって四国中央市富郷町に移住。フットワークの軽さを武器に愛媛どころか四国中を東奔西走しているところ。