みなさんこんにちは。
四国中央市にその人ありと言われたような気がしないでもない、水曜日担当の菊池です。
さて、今日は“四国中央市の宇宙センター”(※)こと「ロケットうどん」さんへ行ってきました。
※この記事書きながら思いつきました。スイマセン。
「ロケットうどん」さんは名前の通り、ロケットが店舗に鎮座している……のではなくて、ご主人が種子島のご出身だから命名されたそうです。
▲お店の目印はロケットではなくでっかい釜が目印です
種子島といって思いつくのは、「銃ご予算で作ります(じゅうごよさん→15(じゅうご)4(よ)3(さん))→1543年火縄銃伝来」で覚えた火縄銃の伝来と、宇宙航空研究開発機構ことJAXAの種子島宇宙センターではないでしょうか。そして、種子島宇宙センターといえばロケットの発射場です。
ちなみに、JAXAの公式サイトによれば、世界一美しいロケット発射場だそうです。
そういえば、子供のころに実家のテレビでロケット発射の中継を見た記憶が思い出されてきました。
そんな名前の由来を持つ、「ロケットうどん」さんには、ひとつの名物メニューがあります。
それはズバリ「焼きうどん」です。
とりあえずお店に入りましょう。
以前にも書きましたが、うどん屋さんにおでんという、愛媛県では定番らしいものの、移住者の菊池にはなかなか敷居が高く手を出せないアイテムもちゃんとあります。
他のお客さんを観察していると、「席に案内される→おでんを何本か取ってくる→食べながら注文」という流れのようです。
いつか美味しく食べたい……!
さて、今回はその名物の焼きうどんを注文します。
するとまずこのような木下駄が置かれます。
この木下駄はこれから来る焼きうどんからテーブルを守るためのアイテムだと考えてもらえればOK。
上級者の方はおでんを食べながら、初心者の僕らはソワソワしながら待ちます。
着鍋。
見てもらえればわかりますが、真ん中に卵が鎮座しております。
これはオプションで、卵なしのメニューもありますが、圧倒的に卵ありをオススメします。
というのも、お気づきですか?
鉄鍋で焼きうどんが出てくるんですよ!
もはや鍋焼きうどんといっても過言ではありません。
※鍋焼きうどんはちゃんと一般的な鍋焼きうどんとして別のメニューであります。
木下駄が置かれているということは、もちろんそれなりに鉄鍋はアツアツということです。
鉄鍋が熱いうちに卵を崩してしまいましょう。
するとアツアツの鉄鍋と生卵が出会うことは必然です。
加えて、牛肉、キャベツ、イカの具材も素晴らしく、味付けのソースと絡み合っています。
このマリアージュはまさしく、大気圏を突破するために第一宇宙速度で加速するロケットの如く、いつの間に手の届かないところへ行ってしまったのだろう。
あの、幼きころにテレビ中継で見たロケットのように……。
そんな気持ちになるかもしれません。
しかし!!
落ち着いて欲しい!!
実際のロケットをお箸で捕まえることはそうそうできませんが、うどんはお箸でしっかりとキープできるはずです。
さあ、胃袋という名の宇宙に、このうどんというロケットを連れて行こうではありませんか!!
うまい!!!
いろいろ遠回りしていますが、熱々の鉄鍋のうどんですから、そりゃあめっちゃ熱いです。
急いで食べると口の中が太陽フレアのようにチリチリになってしまうのでご注意を。
さあ、「ロケットうどん」さんで、ちょっとしたギャラクシーを感じながらうどんをたべようではないですか!
ごちそうさまでした。
○ロケットうどん
住所:愛媛県四国中央市豊岡町大町1425-1
営業時間:11:00~20:00、水曜定休
TEL:0896-25-2088
アクセス:松山自動車道土居IC約1.5km/JR予讃線伊予寒川駅から約1.3km