江戸時代まで使用された最後の水軍城、甘崎城(あまざきじょう)。
甘崎城は愛媛県今治市の大三島の沖合に浮かぶ島全体を城郭とした海城で、海の難所とされる花栗瀬戸を押さえる位置にあります。
ここ甘崎城址は、日本中世の瀬戸内海で活躍した、日本最大の海賊と呼ばれていた村上海賊 村上吉継の本拠地とされていた場所で、671年に築城されたといわれる日本最古の水軍城であるとも言われています。
甘崎城址は4月~8月の潮の干満差の大きいときに海が割れ、陸続きとなる城址で、今は無人島となっています。
※海割れ現象は、年によって1回も割れない年もあるそうです。
海が割れたあとには、当時の石垣や瓦などが出現します。
こちらは、実際に海割れしていく甘崎城の様子です。
違う角度から。
大体、干潮時の30分前から歩けるようになります。
干潮時の甘崎城址は歴史がいっぱい。
ぜひ、散策しに行ってみてください。
【今年の海割れ現象の日】
5月25日(木)15:52~ 潮位31センチ
5月26日(金)16:36~ 潮位23センチ
5月27日(土)17:20~ 潮位21センチ
6月24日(土)16:20~ 潮位25センチ
6月25日(日)17:08~ 潮位25センチ
7月23日(土)16:09~ 潮位33センチ