これが新たなJR松山駅! 後半は駅舎の中やだんだん通りを紹介!【後半】

こんにちは。
すっかりこの肩書きもおなじみになったのではないでしょうか。
トラベルライターの菊池です。

今回は先週の続き。
2024年9月29日に供用を開始する新しいJR松山駅
その、開業前見学ツアーに参加してきたレポートの後半をお届けします。

前半もぜひ読んでね!

新しいJR松山駅は高架になるのですが、ホームから松山城が一望できます。
ってとこまで前半でお届けしました。

後半はこの階段を降りたところからです。

写真の角度が急なのでちょっとわかりにくいのですが、改札へ通じる階段です。
新・松山駅は改札のある1階、コンコースの2階、ホームの3階という構造になります。

奥にあるエスカレーターのカベになっている部分はお手洗いです。

中は壁紙ではなく砥部焼がタイルのように貼ってあります。

このお手洗いの特徴は見た目だけではなく、設備にもあります。
こちらが入口にある案内表なのですが、男女トイレとバリアフリートイレに加えて、手前左手に男女共用トイレ、手前右手に授乳室があります。
また、男女各個室と共用の1つにはフィッティングボードもあるので、着替えにも便利です。

男女共用トイレは最近何かと話題になっていますよね。
それしかないと困りますが、完全に男女とは独立していることや、着替えなどにも使えることなどから、こういった設備を必要としている人も使いやすいのではないかと思います。

そもそも、松山駅は宇和島駅方面からの特急宇和海と、岡山駅・高松駅方面からの特急しおかぜ・いしづちが毎時間ほぼおなじ時間に出発・到着するようになっています。
つまり、多客時間帯と閑散時間帯がある松山駅向きの柔軟な運用ができる設備ともいえます。

 

コンコースに戻って、次は待合室です。
新・松山駅はホームではなくコンコースに待合室が設置されます。

いまは何もありませんが、観光パンフレットなどが設置されるそうです。

窓からは工事中の風景も見られます。
こちらも急ピッチで工事が進んでおり、日々景色が変わっていくと思います。

発車案内はコンコースの案内板をカメラでモニターに映すという力業で行われています。
これだと運用や保守が省コストでできます。

続いて1階におりまして、改札口です。

とうとう!
ついに!

松山駅も自動改札が導入されます!!

カバーが掛かっていますが、磁気券(裏が黒いきっぷ)とQRコードの読み込み口があります。
SuicaやICOCAのような交通系ICカードは使用できません。
ただ、カバーが掛かっているので読み取り装置そのものが設置されているかは分かりませんが、付ける場所はあります。
もしかしたら将来的には対応するのかもしれませんが、ICカードは高松駅周辺でしかつかえないので、完全に飛び地となる松山駅で使えるというのはちょっと現実的ではない気はします

もうひとつ、新しいのがこれです。
こちらはウォークスルー改札といいまして、壁で仕切られた空間に駅員さんがいる改札です。

従来の改札口は、改札を普通に通過する人と、駅員さんに用事がある人とが共有します。
対応に時間がかかる人がいると、通過に時間がかかってしまっていました。

そこで、通過する人とそうではない人を分離することで改札の滞留を防ぎつつ、騒音などが軽減された環境で対応するものです。

改札の外には自動券売機やみどりの窓口も設置されます。

ちなみに、9月29日以降もしばらくは旧・松山駅は残ったまま、そこに連絡通路が設置されるようです。

改札前の通路を挟んで、だんだん通りです。
だんだん通りとは、えひめのお土産や飲食品を購入できるモールです。

こちらはコンビニです。
現在の松山駅にもあるので移転ともいえます。

通路を挟んで反対側がお土産品などのコーナーになる予定です。
出店するお店や配置はすでにホームページなどで公開されているのでそちらをご覧ください。

壁際には飲食品のコーナーができます。
今は9月29日のオープンに間に合うように工事中でした。

 

奥に進むと愛媛の美味しい食材を使った定食やパフェのお店です。
リリースをみると、旧・松山駅にあるデリーのカレーも食べられるみたいですよ。

パフェのポスターが貼られていました。
オープンしたらレポートしようと思います。

というわけで、2週にわたって新・松山駅の紹介でした。
供用開始までもう少し。

新しい松山駅が賑わう日が楽しみですね。

 

○JR松山駅
住所:松山市南江戸1丁目
電話番号:089-926-1013

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