上島町弓削島にある飲食店「ラーメン党」はラーメン屋ではない。その謎に迫ってきた!!

こんにちは。
食に関する謎を徹底追及することでおなじみ、四国中央市の菊池が水曜日の記事をお届けします。

謎、追及してたっけ?
うまい!って言ってるだけかもしれませんが、まあそんなことはは些細なことです。

しかし!
今回は違います。

今回は上島町七不思議の一つにも数えられているとかいないとかウワサの『「ラーメン党」という名前のお店なのにラーメン屋ではない』案件の真相をこの目で確かめてきたのです!!

サムネイルで何となくわかってるって?
まあ、そう言わず付き合ってください。

そんな訳で、菊池は今回の舞台となる上島町へ一路進路を取ります。

上島町へはまず広島県の因島へ行きます。
そこからフェリーで生名島に渡るのが一般的です。

因島のどこからどうやってフェリーに乗るのか。

KITONARUはてってーてきに愛媛県情報だけを発信するので省略です!(諸説あります)

自力で頑張って!

すみません、うそです。
ちゃんと説明します。

上島町にある島のうち、生名島、佐島、弓削島の3島は橋でつながっています。
(因島など、3島以外とはつながっていません)
今回は弓削島のお店の記事なので、弓削島への行き方のみ記載します。

四国本土からの場合、まずはしまなみ海道で因島南ICまで行きます。
その後、4kmほど移動して土生(はぶ)港へ。
土生港には、因島南ICからだと手前にある中央桟橋と、200mほど先にある長崎桟橋がありますが、生名島へ行く生名フェリーは長崎桟橋から出ています。

フェリーに乗船することで約3分で生名島の立石港に到着です。
そこから、生名橋、弓削大橋を通過すれば弓削島です。

さあ、到着です。
上島町役場のすぐ裏手に、今回向かった「ラーメン党」さんはあります。

こちらです。

ph042201

のれんが、逆じゃなかろうか……?
まぁいいか、のれんが掛かっていることが重要です。

菊池は、ラーメン党さんの真相にさっそく気付いてしまいました。

高度な特殊技術を用いて、のれんを反転させてみました。

ph042202

思いっきり「お好み焼き」って書いてあるじゃんか!!

 

しかもその右側!!

 

「広島」って書いてあるやろ!!

 

そうです。
ラーメン党さんは広島スタイルのお好み焼きを出してくれるお店だったのです。
確かに、今回案内してくれた上島町に住む友人は言っていました。
「自治体は愛媛県、経済は広島圏」と。

では、そのお好み焼き店ラーメン党さんへ、いざ入店!!

ph042203

手際の良い友人は、先回りして注文しておいてくれたのです。
そしてお店のマスターがすでに焼いておいてくれたのです。やったぜ!

いつもなら、「お好み焼きが着鉄板です!」とか書く訳ですが、今回はお好み焼きがすでに鎮座している席にこちらがあとから座ることに。
あえて言うなれば「着菊池」でしょうか。

鉄板で保温されているので冷めないとはいえ、一刻も早くいただくのが最低限の礼儀です。
さっそくいただきます。

ph042204

割り箸やマヨネーズも席に用意されてはいますが、ここは郷には入れば郷に従え。
マスターが一番良いと出してくれた味を、コテ一口大に切ってそのまま口に運びます。

ph042205

熱っ!!

しかしご覧ください。

おわかりでしょうか。
麺がパリパリに焼けていて食感が素晴らしいのです。

ph042206

かと思えば、内側にはしんなりしたキャベツと、しっかりとしたコシのある麺も!

このお店、昔はラーメンもやっていて、お店の名前はその名残だそうです。
そんな理由もあって、麺にはコダワリが感じられました。

ph042207

この麺、お店でゆでています。
いわゆる蒸し麺ではないので、焼きそば感がありません。

しっかりとした“ラーメンの麺”であるように思えました。

ph042209

メニューは堂々とお好み焼きのみで勝負。

お店で食しても良いですが、お持ち帰りにもしてくれるそうなので、ドライブがてら海を見ながら食べてもいい気がしました。
帰りに生名島の展望台へ連れて行ってもらったのですが、駐車場から15分くらい階段を上ったところにありまして…。
息を切らしながら登りました…。

ただ、その価値はある景色が見られました。

ph042208

ぜひ、ゴールデンウィークとかに行ってみてはいかがでしょうか。

『「ラーメン党」という名前のお店なのにラーメンがない』のではなかった。

形を変えて、ラーメン党にラーメンはあった!!

ごちそうさまでした!

 

○ラーメン党
住所:上島町弓削下弓削1990
営業時間:11:00~14:00(月曜定休)
TEL:0897-77-2932

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事